USPTO Patent Centerへのアクセスに関して
2025年9月11日以降
Sign inの仕方

2025年9月11日(所謂911)より突然Patent Centerへアクセスするのにユーザーの認証情報を登録することが必要となりました。米国ではよく使われているID.meというサイトで本人確認情報を登録することが必要となります。
アクセス諦めた…という方へ
2025-11-12 by Tatsuo YABE
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USPTOのページでは30分程度でSign inの手続き完了と簡単そうに記載されていますが、それは米国内(米国領土内も含む)に在住する人であれば、パスポート、運転免許書、米国内の公的機関からの請求書(電話、ガス、電気、・・)の3種がさっと揃うからです。
私の場合にはパスポートと米国のSSN(社会保障番号:日本のマイナンバーのようなもの)がありましたので、もう一通は英語版のBank Statementで対応できました。とはいえ、IT音痴ですので結構手こずりました。
しかし、米国のSSNを持たない、且つ、米国在住でない日本人(非米国人)の場合でも、以下の2種類のドキュメントを準備すればID.meというアプリで個人認証はOKみたいです。今まで当たり前のようにPatent
Centerにアクセスができていたのに、急に遮断され業務に支障をきたしておられるのであれば是非以下を試してください。

https://help.id.me/hc/en-us/articles/26952364097559-Verify-with-ID-me-using-a-non-U-S-passport
にアクセスし指示に従い入力或いは選択(クリック)していってください(開かない場合には右クリック+「新しいタブで開く」)。


書類をアップすると以下のようなメッセージ(ただいま検討中・・・)がでます。


ID.meでのVideo Call:
上記ステップで必要書類が揃ったらID.meから次のステップ(video call)が必要ですよというメイル(通知)が来ます。
注意書きにID.meにアップした書類を手元に持参しなさい、さらには24/7(24時間いつでもOK)と記載されていました。
本当に何時でも良いのか・・疑問でしたが金曜日の昼過ぎにID.meのメイルの箇所(Continue identity verification)をクリックすると

突然画面が変わって average
waiting time is 60 seconds と共に、提出した書類を手元に用意しているか?といメッセージがでました。用意していたので画面を見ていると、ものの30秒程度でID.meの担当者がスクリーンに現れました。ZoomとかTeamsでのミーティングみたいなものです。
言語は英語です。(240言語に対応可能とありますが渡米し税関をくぐれる人であれば英語で問題ないでしょう)
基本的には、「名前」、「生年月日」、「メイルアドレス」、「住所」を確認され、後はID.meにアップした書類(原本)をパソコンのカメラにかざして確認ということで終わりです。
Video callが終わると直ぐに以下のメイルが送られてきて赤枠をクリックし、1~4の手順に沿って必要情報を入力するとPatent Centerにアクセスできるようになりました。
