PAICE LLC. v. TOYOTA MOTOR Corp. CAFC判決 2007年10月18日 Summarized by Tatsuo YABE on
Oct. 20, 2008
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(CAFCの多数意見)
テキサス連邦地裁は、トヨタのエンジンがParice社のハイブリッドエンジンに関する米国特許第5343970号および第6554088号を(均等論上)侵害していると判断した。 しかしParice社の差止め請求を認めず、エンジン単体あたり25ドルのライセンス費の支払いで損害賠償額は妥当であると判断した。 CAFCは当該地裁の判決を支持した。 しかし、「差止め請求が認められない = 強制実施権を認める」という方程式は成立しないと判示した。 即ち、CAFCの多数意見は、このような状況下において地裁は当事者間で協議をする機会、或いは、非侵害のアクションをとる機会をあたえるべきであるとし、然し、当事者間で同意に至らない場合には、地裁が介入し、継続的な侵害行為を参酌し、妥当な継続的ロイヤルティを地裁が決定しても良いとした。
[A]warding
an ongoing royalty where “necessary” to effectuate a remedy … does not
justify the provision of such relief as a matter of course whenever a permanent
injunction is not imposed. In most cases, where the district court determines
that a permanent injunction is not warranted, the district court may wish to
allow the parties to negotiate a license amongst themselves regarding future use
of a patented invention before imposing an ongoing royalty. Should the parties
fail to come to an agreement, the district court could step in to assess a
reasonable royalty in light of the ongoing infringement.
(反対意見)
CAFCの反対意見としてJudge Raderは、当該継続的ライセンス費用を決定することは強制的実施権を与えることと同義であると述べた。
以下トヨタの形態:
以上